新築の内装にタイルを使うメリットとタイル張りがおすすめの場所

2022.02.11

新築では内装をひとつひとつ決めていく楽しみがありますが、デザインだけでなく機能性も重視して選ぶことが大切です。

中でもタイルは水回りにおすすめの耐久性の高い素材ですので新築の内装では是非取り入れたい素材です。

新築の壁をタイルにするメリット

タイルは薄板上の粘土焼成品で、水回り等の内装で使うタイルは表面に釉薬を塗って光沢を出しています。

タイルの歴史は古く紀元前2700年頃の古代エジプトでは既に使われており、ピラミッドの内部にも現存しています。

日本でも6世紀ごろから寺院などで使用され、明治以降は水回りの素材として広く使われるようになりました。

タイルのメリットには熱に強く劣化しにくい、お手入れが簡単、シックハウス症候群対策になるといった点が挙げられます。

タイルは粘土を焼いてできた素材ですので、熱に強く、また水にも強いという特徴があります。

多少の衝撃では割れることはありませんし、万が一破損してもその部分を貼り替えるだけで補修することができます。

さらにタイルは汚れを吸い込みませんので油汚れなどもサッと拭けば簡単に落ちるというメリットもあります。

もう1つ大きなメリットはシックハウス症候群による健康被害を防ぐことができるという点です。

タイルは有害な化学物質を使用していませんので新築でよくある悩みとなるシックハウス症候群を引き起こすことがありません。

新築のタイル内装でおすすめの場所

キッチン

キッチンは家の中でも油汚れが付きやすい場所。

特にコンロ周りは熱を使いますので新築キッチンの壁の素材選びには注意が必要です。

タイルは油汚れが染み込まず熱にも強い素材です。

さらに、タイルの色を可愛らしく配置して施工することで明るい雰囲気のキッチンにすることもできます。

トイレ

トイレの壁材もお手入れのしやすさが重要です。

特に飛び散り汚れは知らないうちに壁紙に付着して取れなくなったり、ニオイが染みついてトイレのニオイの原因となってしまいます。

タイルは汚れを拭き取るだけで綺麗になりますので、長く綺麗なトイレを保つために特に壁の下側はタイルにするのがおすすめです。

もちろん、床材もタイルにすることもできます。

新築の内装はタイルを取り入れるのがおすすめ

せっかくの新築で内装がすぐに汚れてしまうとショックですよね。

汚れやすい場所の内装はタイルを取り入れると耐久性も高くお手入れも楽です。

特に水回りはタイルが内装材として適していますので、いま新築の内装のプランを立てている方、これから新築を建てようと考えている方はタイルの内装を検討してみてはいかがでしょうか。

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