注文住宅だからこそ満足のいく家づくりのためにこだわろう!②
2020.08.14
多くの方は家をつくる機会は、一生に一度ですよね。当たり前ですが注文住宅は建ててしまうと後から構造や間取りの変更が難しくなってしまいます。実際に生活をしてから後悔をしないように理想だけではなく、自身や家族の生活スタイルをイメージすることで家づくりのこだわるべきポイントを導きます。
今回も前回に引き続き、注文住宅でのこだわりポイントとして、間取りやキッチン、浴室等のチェックポイントやセンスが光るこだわりの家づくりをする方法についてご紹介いたします。
【キッチンは使う人の意見を反映させる】
家事の中でも時間が長くなるキッチンは種類やデザインも豊富にあります。やはり奥様の意見を多く取り入れてこだわりを反映させたいところです。
キッチンのレイアウトとしては、主に6つの種類があります。
・アイランドキッチン
アイランド(島)を囲んで調理作業ができ、家族や、友人を招いてのパーティーなどの大人数で調理することができます。
広いキッチンスペースが必要になりますので、コンロ、シンク、冷蔵庫、オーブン、収納などのレイアウトをしっかり検討しないと一人で使用する時には、アイランドの向こうのものを取りに行くときに遠回りになってしまう事もあるので注意が必要です。
・ペニンシュラキッチン
ペニンシュラは半島という意味です。
アイランドキッチンとは違い、キッチンの左右どちらかが壁に接しているキッチンです。アイランドより少ないスペースで対面式の解放感のあるキッチンとなります。
・ダイニングキッチン
キッチンとダイニングが一緒になっているキッチンです。
調理と一家団欒を同時にすることができます。アイランドキッチンとダイニングテーブルを一緒にしているタイプが多く、キッチンが中心の間取りを考える方に人気のタイプです。
・独立キッチン
キッチン全体が壁に接しているタイプのキッチンで、一般的にはキッチンスペースとして独立した部屋になっているケースが多いと言えます。
オープンキッチンは基本的にリビングやダイニングから見通せるため、きれいに保つための片付けが大変です。調理の匂いがリビングなどに広がるのは嫌!という方に適しています。
・L型キッチン
文字通りL字型のキッチンです。壁の一面、もしくは二面を利用して、L字型に配置したキッチンで、コンロとシンクが向き合うように設計されることが多く、作業効率が良いキッチンと言われています。
・セパレートキッチン
レイアウトはアイランドキッチンと同じですが、シンクとコンロが別々になっているのが特徴です。洗い物と調理を分けて行うことができます。
上記のキッチンにはそれぞれに良さがあります。
どのキッチンスタイルを選ぶかは、「オープンキッチンなのか、独立キッチンなのか、それとも折衷案のセミクローズドタイプなのか?」「家族や、友人たちとキッチンを囲んで調理や食事をしたいのか?」「キッチンをインテリアとして楽しみたいのか、効率的な作業を重視したいのか?」などを基準に選ぶと好みのキッチンがわかります。迷ったら、ショールームなどに行って、それぞれのメリットデメリットを直接聞いてみるのも良いです。
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