ーリフォームのタイミングは?耐用年数や築年数から図ろうー
2023.10.27
いくら新しい家でも、5年、10年と住み続けると気になる劣化や使い心地の悪さが出てくることもあります。
「広い作業スペースのあるキッチンに変えたい」「ひび割れしている浴室の壁や床を取り替えたい」など、リフォームを考える方も多くなります。
特に水回りは使用頻度が高く、生活のベースとなる場所です。
リフォームにおいてもキッチン、トイレ、浴室は人気施工です。
しかし、ベストなタイミングはいつなのか、悩む方もいるはずです。
そこで今回は、水回りリフォームのタイミングについてご紹介します。
リフォームのタイミング
タイミングは人それぞれです。
設備が故障したタイミングでリフォームを考える場合もあれば、使い勝手良い設備を見つけたことからリフォームのタイミングだと考える方もいるでしょう。
一例としては、一般的には「耐用年数」から判断します。
水回りの設備の耐用年数は10~20年。劣化する前にリフォームを行うことで、問題なく設備を使用することが可能になります。
築年数によるタイミング
築年数によりリフォームを検討しましょう。特に、築年数30~という築古住宅の場合には、さまざまな場所でトラブルが起きている可能性もあります。
例えば、築古物件に多い在来工法の浴室。
リフォームにてユニットバスへ施工することをおすすめします。
昔ながらの浴室の場合には、隙間風が入りこみやすく、お湯に浸かっていても温まらないこともあります。
加えて、タイル張りの床や壁にひび割れやコーキング材の劣化も起きていれば、水漏れトラブルの不安もあります。
水回りリフォームのタイミングは水漏れトラブルが起こる前です。
水漏れにより柱などの構造体が腐食すると、家全体に影響を及ぼします。
隙間風が入ること、築古住宅であることなどもタイミングといえます。
給水、排水、排気をチェック
設備の故障もしていない、使い勝手も悪くない…そのような場合でもリフォームすべきタイミングはあります。
キッチン、浴室、トイレの配管工事です。
配管は普段の生活では目に見えません。そのため、劣化しているのか判断が付かない箇所です。
壁や床を一部解体するリフォームが必要になります。
配管の劣化について判断できない場合には、先に紹介した耐用年数を確認し、リフォーム業者に調査してもらうと安心です。
おわりに
築年数30年を越えてもメンテナンスなしで生活している場合、いざリフォームを行うと、予想以上に補修するべき場所が見つかり、予算を超えてしまうということもあるので注意が必要です。
点検、補修については築年数10年に1度は検討しておくと、問題を回避することができます。
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