マンション・戸建住宅 水回りリフォームのポイントを解説

2023.05.26

水回りは頻繁に使う場所ですから、そこに不具合が生じてしまうと、生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

そこで、キッチンや浴室、洗面台など、マンション・戸建住宅問わず、どのようなリフォームを行うことができるのかを解説したいと思います。

キッチンリフォーム

施工内容には以下があります。

・システムキッチン全体の交換

・壁付けキッチンを対面式に交換

・キッチンの交換と移動

費用は設置するキッチンのグレードなどによって異なります。

また、キッチンの場所を移動するリフォームの場合、今のキッチンを解体した後に床や壁の施工が必要になるので、リフォーム費用が高くなる傾向があります。

しかし、キッチン全体に手を加えるのであれば、雰囲気が明るくなったり、収納スペースも増えて使い勝手の良いキッチンになります。

バスルームのリフォーム

施工内容には以下になります。

・ユニットバス全体の交換

・在来浴室全体の交換

・在来浴室をユニットバスへ交換

・浴室の交換と移動

ユニットバスにする場合は断熱材入りの浴室や床にするなどにより、費用が異なります。

また浴室乾燥機や追い焚き機能などはオプション費用になるので、その分費用がかかってしまいます。

なお、ユニットバスは規定サイズのパーツを用いて組み立てます。

浴室の大きさ、建物の構造によっては在来浴室からユニットバスへのリフォームが難しい場合もあります。

ほかにも、浴室を移動するなら配水管工事も必要になってくるため、水回りリフォームのなかでも、費用は高額になりやすい場所のひとつです。

しかし、ユニットバスにすれば、お風呂自体の広さも大きくなりますし、機能搭載した浴室は使い勝手も良くなります。

洗面所のリフォーム

施工内容は以下になります。

・洗面台のみの交換

・洗面脱衣所全体の交換

・洗面台の交換と洗面所の移動

洗面台にはグレードがあり、ボウルの大きさや収納スペースの数、デザイン性などによって費用が異なります。

また、洗面所の床や壁紙の張り替えを単独で行う場合には費用もかかってしまいます。

しかし、ハイグレードな洗面台なら、抗菌加工がされていて汚れがつきにくく、お掃除がしやすいメリットも。

トイレのリフォーム

施工内容は以下になります。

・洋式トイレの交換

・和式トイレから洋式への交換

・トイレの交換と移動

洋式トイレには組み合わせトイレや一体型トイレ、タンクレストイレなどがあります。

どのようなタイプのトイレにするのか、機能をつけるのかでもリフォーム費は異なります。

また、和式から洋式に交換する場合には、床の解体や撤去、配管工事などが必要にもなります。

しかし、ウォシュレットや自動お掃除機能が搭載されたものに変更すれば、使い勝手の良いトイレになります。

おわりに

水回りの耐用年数はほぼ同じなので、マンション・戸建住宅、どちらもセットプランにてリフォームしてみても良いでしょう。