増築！どのようなパターンでリフォーム費用は高くなるのか？

2023.04.28

増築では、既存の住宅をほとんどいじらず、サンルームなどのスペースを追加するパターンと、既存の住宅をリフォームする際に1部屋スペースを追加するパターンがあります。

今回は増築に関する費用についてご紹介します。スペースを必要にするなら、最後までご覧いただけると幸いです。

増築するメリット

建て直しではなく増築リフォームを行うメリットは、コストを抑えながら居住スペースを増やせることです。

建て直しの場合には、解体工事からはじまり、工事期間中には仮住まいが必要になりますから費用がかさみます。

増築なら住みながら部屋を増やせるため、予算的な負担が抑えられます。

なお、増築・改築の際は建築基準法に注意を払いましょう。

具体的には床面積10㎡以上増える増築・改築を行う場合には、自治体への建築確認申請書の提出が必要になります。

増築リフォーム費用について

ここからは、増築リフォーム費用についてご紹介します。どの部分をリフォームするのかによって費用に差は出るのでしょうか。

1階に増築

住宅の1階に増築する場合を考えます。例えば、両親の隠居部屋を1つ設えたいと思う場合、6畳あたり約320万円くらいかかります。

離れを増築するよりリフォーム費用は高くなります。

その理由は、既存部分の壁の解体、増築部分に隣接する部屋の床や壁補修費用が含まれるからです。

2階に増築

では、住宅の2階部分を増築リフォームする場合にはいくらかかるでしょうか。

費用相場は1坪あたり100万円前後です。1坪＝約2畳と考えると、2階に6畳増築するなら約320万円くらい必要という計算です。

ですが、2階の増築は1階部分の増築に比べるとコストは高め。その理由は、同時に1階部分の補強工事も必要とするからです。

なお、既存部分のリフォームとともにリビングを広くしたり部屋を増やしたりと、大きく間取り変更した増築を行うなら費用はリフォーム面積、設備、建材のグレードなどによって様変わりします。

スペースだけの問題ではなく、内装にこだわればこだわるだけ、費用がかさむことになります。

いかがでしたか。増築リフォームを必要にする状況であるなら、施工費については見積もり依頼をしたうえで、必要・不要なものを厳選して選ぶようにしましょう。

そうすることで、コストを抑えながら満足できるスペース確保ができます。ぜひこの記事を活用してみてください。