廊下・玄関の壁紙リフォームについて②

2020.09.11

壁紙の主な素材について

壁紙はタイプによって耐久性や与える印象が違います。

主なタイプの特徴についてご紹介します。

ビニールクロス

ビニールクロスは、現在、新築・リフォームともに最も主流で使われている壁紙となります。

表面が塩化ビニール樹脂でできており、耐水性に優れているため、汚れても吹き掃除が可能です！

機能性にも富んでおり、消臭タイプや防カビタイプ、傷や衝撃に強いタイプなど、

貼る場所に会わせて選択できることが魅力です。

また、加工性が高く様々な模様の商品が販売されており、自分好みのデザインを見つけることができますよ。

紙製クロス

紙製クロスは、洋紙や和紙でできたクロスのことを言い、紙ならではの心地よい手触りが特徴です。

原料に木材が使われているため、室内の湿度を調整する効果もあるのです。

ただし、ビニールクロスに比べると水や衝撃に弱い点がデメリットとなります。

織物クロス

織物クロスは布クロスとも呼ばれており、

原料は主に綿や麻、合成繊維などで、織物のような重厚感が特徴です。

他のクロスに比べると価格はやや高めになりますが、

耐久性に優れているためコストパフォーマンスは高いと言えます。

廊下・玄関に合う機能性壁紙の選び方

壁紙の中には様々な機能を持つタイプがあります。

廊下や玄関などに効果的に配置することで、より快適な住まいとなりますよ。

防汚機能

油汚れ、落書き、タバコのヤニ、ペットが通った跡など、日常の中で発生する汚れを軽減する機能となります。

汚れが付着しにくいことはもちろん、万が一が発生しても水拭きで簡単に落とせるようになっています！

防汚機能の壁紙は、リビングや台所など汚れが発生しやすい箇所付近の廊下におすすめですよ。

耐衝撃機能

物がぶつかった時に加わる衝撃を軽減できるよう、強度を高めてある壁紙のことを言います。

ペットを室内飼いしているお宅であれば、ひっかき傷対策として廊下と玄関に使用することもおすすめです。

消臭機能

ペット由来の臭いや、汗、タバコ、生ごみなど、生活していて発生する臭いは、

消臭機能付きの壁紙を廊下や玄関に貼っておくことで、急な来客があった場合にも安心です！

撥水機能

水を寄せ付けない撥水効果を持つ壁紙となります。

廊下に洗面台や手洗いを設置している家の場合は、撥水効果を持つ壁紙で周囲を保護しておくと良いですよ。

透湿機能

透湿性とは、結露や雨水などの水分は壁紙内部に通さず、壁紙内部で発生した湿気は外部に放出する機能のことを言います。

室内の湿度をコントロールできるため、湿気が溜まりやすく通気を行いにくい玄関に最適です。

マイナスイオン機能

壁紙表面に配合された無機質の鉱石が『マイナスイオン』を発する壁紙となります。

人や動物をリラックスさせるマイナスイオンがお部屋に拡がるので、

リビングの他、玄関などお客様を迎えるスペースにも取り入れることもおすすめです。