新築戸建てならインテリアコーディネートの計画は楽しみのひとつですよね。
しかし、中古戸建ての場合には、経年による古さがアチラコチラに。
そうなると内装リフォームを考えると思います。その際にもっとも悩むのは、壁紙クロスではないですか?
失敗しないための壁紙クロスの選び方
中古戸建ての内装リフォーム。壁紙クロスに着目するのはなぜでしょう。
それは、部屋の大部分を占めるからです。ドアを開けたらパッと目に飛びこむ箇所だからです。
なので、中古戸建ての古臭さを払拭させたいのなら、設備工事のみならず、壁紙クロスの張替えはおすすめです。
しかし、「種類が多すぎてどれを選んだらいいか分からない」「好みの柄を見つけたけど、失敗しないか不安」という悩みも生じてしまいます。
手軽に選べるはずなのに、内装インテリアで面積を大きく占める壁紙クロスは、部屋の雰囲気を左右する重要なアイテムにもなります。
失敗をしないために押さえておくべきポイントを次からはご紹介したいと思います。
広い面積に貼るクロスについて
中古戸建ての内装リフォーム。ベースになる壁紙クロスは、白あるいはアイボリーを選びます。
リビングの一面など広い面積に貼る壁紙クロスはベースとなるこの白からワントーン落としたベージュ、ブラウンなどがまとまりやすいです。
個性的な色柄の壁紙クロスについて
中古戸建ての内装リフォーム。
オシャレな色柄の壁紙クロスを広い面積となるようなリビングに貼ってみたら派手すぎた、という失敗も少なくありません。
派手なインテリア雑貨や家具と調和する色柄ならば問題ないのですが、躊躇してしまいがちな個性的な色柄。
そのようなときはニッチや収納棚の奥などの狭い面積に貼ってみましょう。
クローゼットやパントリー、トイレなど、その場所を使うときだけ目に触れる場所なら大胆な柄を選んでも問題ありません。
壁紙クロス選びで失敗しないために
中古戸建ての内装リフォームでは、壁に着目するということを前提にご紹介してきました。
しかし、壁紙クロスだけが新しくなるのなら、床やドアはどうでしょうか。
壁のみならず、床や建具も古臭さが生じていないでしょうか。
解決方法としては床の張替え、ドアの新調などになります。
また、壁紙クロスを床などの色味と合わせることでも解決できます。
部屋の中に異なる色味が多くなると、統一感のない空間になってしまいがちです。
中古戸建てにおいては洗練された空間に仕上げる工夫も必要に。
ドアや床の色味と合わせた選択が、まとまりのあるオシャレな空間をつくるコツです。
また、中古戸建ての内装リフォームでは専門業者がサンプルを用意してくれます。
しかし、数センチ角程度のサンプルなので、実際に壁一面に貼るとその色はより明るく薄く見えるので、カタログの施工イメージとは異なる点に気をつけましょう。
解決方法は、できるだけ大きなサンプルで確認してから選ぶことです。