一戸建てを新築する際には何度も打ち合わせを重ねる必要があります。
しっかりと打ち合わせをして決めて行かないと焦って希望とは違うものを取り入れてしまったり、納得のいかない仕上がりになりかねません。
新築の打ち合わせは新築住宅のさまざまな部分で必要になりますが、ここでは新築の内装の打ち合わせの流れや決めることなどをご紹介します。
新築の内装の打ち合わせで決めること
床材・建具
床材は家の中で最も面積が広い内装材です。
床材の素材や色によって新築のお部屋の雰囲気が左右されますので一番最初に決めます。
打ち合わせではまずは複合フローリングや無垢材などの素材を決め、色を決めていきましょう。
床材が決まったら床に合わせて建具を決めていきます。
壁素材・クロス
次に面積の多い壁材を決めていきます。
壁の素材も一般的なクロスか、塗り壁、タイルなどから決めていきます。
次に色を決め、内装の雰囲気を決めていきます。
水まわりの設備
キッチンなどの水回りの設備は実用性を重視して選びましょう。
新築住宅では、ついつい最新のアイランドキッチンなどおしゃれさを重視して選びがちですが、キッチンにスペースを取られすぎてリビングが狭くなったり、導線が悪くなってしまうことがあります。
あくまでも家族が使いやすい水まわりを選んでいくのがコツです。
照明・カーテン
照明やカーテンはインテリアコーディネーターに選んでもらう方法と自分でショップに出向き選ぶ方法があります。
新築の内装打ち合わせの際にどのように手配するのか決めておきましょう。
ショールームやサンプルで実物をチェックしましょう
内装材や水まわりはカタログだけではどうしてもイメージしにくいため、できるだけショールームで実物をチェックしましょう。
ショールームを見学するのが難しい場合は施工会社に壁材や床材などのサンプルを取り寄せてもらいましょう。
実物を見ることでイメージとのギャップを防ぐことができます。
新築の内装打ち合わせでは事前準備も大切
新築の内装打ち合わせではどんなテイストの内装にしたいか、予算はどれくらいか、をあらかじめ決めておくとこだわりたい部分、妥協する部分をインテリアコーディネーターと絞りこみやすくなります。
インテリアコーディネーターに希望と予算、理想としている家とライフスタイルをしっかりと伝え、具体的な仕様や設計を決めて新築住宅を創り上げていきましょう。
また、打ち合わせ内容はしっかり記録しておき、情報は施主と施工会社両方で共有しておくとトラブルを避けることができ安心です。