新築の内装を選ぶ際、壁紙をクロスにするか、塗り壁にするか、塗装にするかどうかで迷う方は多くいらっしゃいます。
中でも塗装は塗装でしか味わえない雰囲気があったり、補修もしやすいため、塗装壁を選ぶ方も増えています。
そこで、新築の内装塗装についてご紹介します。
新築の内装を塗装にするメリット
新築の内装を塗装にするメリットは
・温かみのあるおしゃれな素材感を演出できる
・カラーバリエーションが豊富
・汚れても上から塗り替えができる
・廃材が出ない
内装を塗装にする最大のメリットは、クロスには出せない独特の素材感が出る点です。
カフェやレストランのような温かみがありながら重厚感が出ますので、洋風のおしゃれな雰囲気のお部屋に仕上げることができます。
また、塗料は色を混ぜてオリジナルの色を作って塗ることも可能で、好みに合わせた色を塗ることができるほか、壁の一部が汚れた場合でも同じ色を上から塗って汚れを消すだけで大丈夫ですので修復が容易です。
新築の内装を塗装にするデメリット
一方、新築の内装を塗装にするデメリットは
・クロスの内装からのリフォームは大変
・施工費用が高い傾向がある
・汚れやすい
・塗料によって塗装時の臭いが気になる
内装を塗装にするデメリットとして、クロスから塗装にリフォームで変更する場合は少し工事が面倒な点が挙げられます。
新築であれば下地の上に塗装すれば問題ないのですが、リフォームの場合はまずクロスを剥がし、下地処理をしてから塗装という工程を踏むことになります。
また、クロスに比べて乾燥時間などもあり、施工期間がかかることから施工費用が高い傾向があります。
塗装の壁はクロスの壁に比べて汚れやすい点も気を付けておかなければなりません。
物がこすれた時に跡になったり、手をついたときに皮脂が汚れとして残ったりしますので、子供部屋やキッチンなどはクロスの方が向いています。
内装塗装の費用相場
新築の内装を塗装で施工する際の費用相場は約4万円程度~約15万円程度です。
費用は部屋の広さにより異なり、また、下地処理がある場合には約5万円程度~約8万円程度の費用がかかります。
予算オーバーになる場合は塗料の種類を施工会社に相談したり、リビングなど一部の部屋のみを塗装にし、脱衣所やトイレはクロスにするなど、部屋によって素材を使い分けると良いでしょう。
内装塗装で新築がオリジナルな空間に
塗装の壁は独特のおしゃれな雰囲気にすることができるだけでなく、塗料の色を混ぜることでオリジナルの色を作り出すことも可能です。
新築住宅をカフェのようなおしゃれな空間にしたい場合は塗装の壁を検討してみてはいかがでしょうか。