新築住宅では間取りを決めると、次に内装の打ち合わせが待っています。
新築住宅というと、何も描かれていない真っ白なキャンバスにイメージとなる色を付け、重ねて、オリジナリティあふれるデザイン住宅にするイメージです。
新築では、「キッチンはここに」「リビングはここ」という間取りが決まってからが勝負になります。今回は新築内装について考えてみましょう。
新築一戸建てが完成するまでには、ハウスメーカーとの度重なる打ち合わせを行います。
その打ち合わせに想像以上に時間がかかります。
そして予想している以外の内容で躓くこともあります。
新築住宅づくりの打ち合わせでは、インテリアコーディネーターが関わります。
間取りを決める担当者から引き継ぐカタチで、内装担当者との打ち合わせになる場合もあります。
新築内装の打ち合わせは、3回程度に分けられています。内装は決める内容がたくさんです。
その場で決められない内容もたくさんあります。比較・検討しないと即決できない事柄は、内容を持ち帰ってから決めることになります。
内装の打ち合わせ中に決めたことでも、家に帰る最中に気が変わることもあります。
そのため、打ち合わせは変更点なども踏まえた回数行います。
新築なので、どんな雰囲気の家にしたいかを考えるでしょう。内装のイメージを本やネットから集めて伝えます。
それに合わせてコーディネーターがいろいろ提案します。提案されたものから選択肢を絞るといった流れで打ち合わせが進みます。
新築住宅に既存する家具を持っていく予定なら、仕様もまた変わります。
内装といっても、床、壁、天井のクロスの色も自分たちが選ぶことになります。
どんな家にしたいのかをしっかり固めておかないと、完成した結果、「こんなはずじゃなかった」という不満ばかりが出てきます。
水回りに関しては、見た目だけではなく掃除のしやすさを考えましょう。
さらに、色選びについても汚れが目立ちにくく、無難な色がおすすめです。
基本的に、クロスは張替えが可能、だから万が一気に入らないならリフォームができます。
リフォームが難しくなるのは、電気工事や水道工事などです。
新築住宅での内装ではコンセントの位置もポイントです。
あって欲しい位置にコンセントがない、そうした声も多いので、どこで家電製品を使うのか、内装の打ち合わせでは住んだ後をイメージしながら進めます。
そのため、既存の住まいからヒントを得るのも一法です。