洗濯は、生活するうえで欠かせない家事であり、
1回の洗濯をこなすのにはトータルで考えるとかなり時間もかかります。
特に共働きのご家庭や子どもがいるご家庭では、洗濯時間をいかに短縮させるかは、
大きなテーマではないでしょうか。
最近の住居では、家事動線を重視した間取りが注目されていますが、
衣類乾燥機をフル活用することも、毎日の生活に時間的ゆとりを設ける大きな武器となります。
そこで今回は、衣類乾燥機のなかでも人気のある「ガス衣類乾燥機」について、ご紹介します。
ガス衣類乾燥機のメリット
・乾燥が短時間で済む
共働き家庭の増加や花粉などの付着を避けるため、
衣類乾燥を採用している家庭は増加傾向にあります。
しかしながら、衣類乾燥機は乾燥するまでに時間がかかり、
洗濯量の多いご家庭だと1回では終わらないケースもあるため、
衣類乾燥機のメリットを十分に感じられない方も多いと思います。
そんななか、「ガス衣類乾燥機」は、ガスのパワーですばやく衣類を乾燥させることができます。
その速さは、電気式と比較して約1/3から1/5という短時間。
5kgの洗濯物の場合なら約1時間弱で乾燥させることができます。
また、ガス衣類乾燥機は、洗濯機と乾燥機が分かれているため、
乾燥させている間に別の洗濯物を洗えることができ、洗濯時間が大幅に短縮することができます。
・仕上がり感の満足度が高い
ガス衣類乾燥機は、ガスのパワーで温風を繊維の奥まであてることができるため
外干しや電気式の乾燥機と比べてふわふわに仕上がります。
特にタオル地はふっくらと仕上がるので思わず頬にあてたくなるほど。
仕上がり感に満足度が高いと、洗濯が楽しくなりそうですね。
また、生乾きによる菌の繁殖が抑えられるので、生乾き臭の心配とも無縁になりそうですね。
・コストパフォーマンスが高い
ガス衣類乾燥機は、電気式のものに比べて電気代が約3割も安くなり、
コストパフォーマンスにも優れているといいます。
・雨の日でも室内が洗濯物で溢れることがない
ガス衣類乾燥機は、短時間で乾燥させることができるので、
雨の日でも室内に洗濯物があふれることがありません。
もちろん、梅雨の時期でも洗濯物によって部屋の湿度が上がることもなく、
洗濯物によるストレスがかなり軽減されます。
ガス衣類乾燥機のデメリット
ガス衣類乾燥機の大きなデメリットは、初期費用がかかる点です。
ガス衣類乾燥機を設置するには、本体機器の購入費用のほかに、
専用のガス栓や排室のためのパイプを設けるための工事費がかかります。
ガス衣類乾燥機を検討されるのであれば、できれば新築時に設置するか、
将来設置が可能となるようにあらかじめ配慮して工事を行っておくとよいでしょう。
またもうひとつのデメリットとして、ガス衣類乾燥機は機器が大きいということです。
そのため、洗濯室が狭いと設置ができないケースもあります。